2代目のノクトン。初代が35mmで世界初の開放f1.2で登場し、開放からシャープであり非のつけどころが無いように感じていた。しかしリニューアルされるという。ヘリコイドの新設計で最短撮影距離が50cm(連動はカメラ仕様に準ずる)となり、フード取り付けがバヨネットとなった。レンズ構成などは基本的に変わってないそうだが、実際に試写してみると開放でのシャープさが一段と増してる印象だ。これが何に起因するのかはわからないが、ご興味のある方は
先代モデルのページを参照していただきたい。さて、写りの方だが、開放から実にシャープであり、積極的に絞りを開けたくなるレンズである。このレンズ独特の透明感があり、総じてボケ味はなめらかで美しい。距離計は連動しないが、50cmまで寄れるのはありがたい。単に最短が縮まり、画質が犠牲となるような安普請ではないのでご安心を。50cmでもピントピークは極めてシャープである。35mmにしては大柄な1本だが、写りを見れば脳裏から離れがたい1本である。
本家にもないf1.2。唯一無二のスペックとは、それだけで気になるものです。M8/M8.2/R-D1シリーズ、リコーGXRではこの上ない標準レンズにも。
ブラック
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