LEICA M9 , Voigtländer NOKTON 35mm F1.2 Aspherical , Photo by K
LEICA M2 , Voigtländer NOKTON 35mm F1.2 Aspherical , Photo by K
LEICA M9 , Voigtländer NOKTON 35mm F1.2 Aspherical , Photo by K
焦点距離35mmで、これほど明るいレンズは他にはない。唯一無二。ただそれだけでこのレンズを使う意義があるだろう。日が落ちるにつれて猫の瞳が開いていくように、このレンズの絞りを開くことのできる時間が訪れる。光量の少ないシーンでもアベイラブルライトで撮れるから、その場の雰囲気を余すことなく表現できる。夜こそ、このレンズにとって格好のフィールドなのだ。開放からシャープに写るこのレンズ、日中でももちろん優秀。「絞ればビー玉と同じ」なんていう言葉もあるが、そんなことはない。大きくて重いレンズを使うなりの意味がキチンと現れてくるから、遠慮無く絞って使うべきなのだ。独特の透明感があって繊細なその描写には、ほかのレンズでは得られない確かな世界観がある。
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50mmのノクトンは、35mmとは別世界です。蕩けるようなボケ。試してください。
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大口径レンズの究極は、やはりノクチルックス。お値段も超弩級ですが、これでしか得られない画が、確かにあるのです。
明るいレンズほど個性が豊かなもの。少しでも明るいレンズを試したくなったら、まず選択肢にあがってくるのがこのレンズでしょう。35mmのf1.4は数あれど、f1.2はこれだけ。フードの質感も良く、モノとしての魅力もなかなかのものです。大口径への熱病に最高の処方箋として。
残念ながらディスコンとなってしまいました。後継レンズに期待しましょう。
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