このレンズの一番の特長として、開放時から極めてシャープであること。リリースから3-4年経つが、現在の新しいラインナップの起点のようなレンズである。
ピント部分のシャープさを利用して、シュールにまとめる。前後のボケがスムーズだからこそ、この面白さが。
小さな子供の手の質感がよく再現されている。前ボケは非常に素直である。
LEICA M9 , LEICA SUMMILUX-M f1.4/50mm ASPH. , Photo by K
こちらも開放。ピントを置いた部分が極めてシャープであると、距離にして10m以上だが、それでも前後にある程度ボケができる。そうすると実に雰囲気のある写真に仕上がる。(ちなみに男の子がお菓子をねだっているシーンだった。見事に却下された模様)
LEICA M9 , LEICA SUMMILUX-M f1.4/50mm ASPH. , Photo by ITTETSU
メーカーは違うが、既に消滅したCONTAX GシリーズのPlanar 45mm F2、同じくCONTAX一眼レフ用の銘玉Planar 55mm F1.2に通じる描写。独特のクリアさがある。これを書き忘れては・・・NOCTILUX-M f0.95/50 ASPH.も同様の描写傾向だ。いずれも銘玉と呼ぶに相応しいレンズである。
EPSON R-D1 , LEICA SUMMILUX-M f1.4/50mm ASPH. , Photo by K
現行レンズ群は総じてウェットな描写傾向にある。
LEICA M9 , LEICA SUMMILUX-M f1.4/50mm ASPH. , Photo by K
距離があったので開放にて。開放でこれだけ写るのだからぐうの音も出ない。しかし現場の空気がよく写るレンズだ。
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本来シグマさんのデジタルカメラに用いるアクセサリーでしょうけれど、なんだか性能高そうです。ということでおすすめしてみます。