.
.
.
.

M9-Pなる新モデルが出るらしいと聞いて、どんなモデルなのだろうと。出てきてみれば、貼り革・液晶ガラス・軍艦部前面のロゴ撤去・軍艦上部のロゴ彫り込みという、いわばM9の化粧直しバージョン。実際に手にしてみると、実にライカらしい出で立ちであると感じてしまうのだから笑ってしまう。考えてみれば初代のM3から殆ど姿が変わらないあたり初代の偉大さを感じるのだが、フイルムからイメージセンサーに置き換わるような大変革が起きても、ルックスは先祖返り。写真を撮る道具として削り出された姿形であることを差し引いても、この姿が結局マーケットの一つのコンセンサスなのだろうと感じずにはいられない。いわゆる、ライカ。それがM9-Pだ。・・・今回シルバークロームボディのみお借りすることができたのだが、筆者が愛用するM2/MPに本当によく似ている。ルックスを主体にマイナーチェンジされるカメラなんてライカぐらいしかない。 ご興味のある方はぜひ手にしていただきたい。触れることで感じることがあるのではないか。

(写真・文 / K )

.ライカ M9-P シルバークローム
世界ではブラックの人気が圧倒的に高いそうですが、日本はシルバークロームの人気も高く、標準でラインアップしてくるあたり、ライカ社が日本のマーケットを如何に重視しているかがよくわかります。その昔家一軒買えると言われ羨望の眼差しを注がれた頃は殆どがシルバークロームフィニッシュ。そのイメージが脈々と引き継がれているのか、確かにライカといえばシルバーの印象が強いのです。

.ライカ M9-P ブラックペイント
液晶画面にサファイアガラスを用い、軍艦前部のライカロゴ・モデル名が無くなり、軍艦上部にはクラシカルなライカロゴを。そして往年のヴァルカナイト。使い古されたセリフですが、使い込むことでペイントが剥がれ、地である真鍮が顔を出す。まさに自分だけの1台に育て上げるのがブラックペイント・ボディ。

価格:Loading..(税込)
Loading..Loading..
定価:Loading.. | 販売開始日:Loading..
Loading..
価格:Loading..(税込)
Loading..Loading..
定価:Loading.. | 販売開始日:Loading..
Loading..

ヘッドライン一覧へ

このページの上部へ