さてGXR MOUNT A12変態マウント企画も第2弾。ここは予定調和にSA21mmでしょう。SAはF4と本レンズF3.4と2つのタイプがあるが、2本とも後玉が美しき名峰・富士山のように飛び出したレンズである。R-D1シリーズ、ライカMデジタルシリーズ共に測光機構を後玉が塞いでしまうため、試し撮りで露出を掴むか、勘露出に頼らざるを得ないのだが、センサー面で露出を決定するGXR MOUNT A12ではAEが使える。ただし、APS-Cであるこのユニットにマウントすると、周辺はトリムされるため、せっかくの広角も35mm近くの画角になってしまうのだが。「SAといえば21mm」と頭にこびりついているのだが、ともかくマウントして試してみた。果たして面白いのか。SAらしさはどうなるのか。作例、いってみましょう。