Voigtländer R4M , Voigtländer ULTRON 28mm F2 , Photo by K
こんな場面こそ、このレンズの見せ場。マーケットの雰囲気がリアルに写っている。
LEICA MP , KODAK 160NC , Voigtländer ULTRON 28mm F2 , Photo by M,ISHIZUKA
絞った画でも、立体感はすばらしい。
フォクトレンダーには「クラシック」の名を冠したレンズが他にあるが、ウルトロンもまたクラシックと言ってよいのではないか。そんなふうに感じるレンズだ。「レンズらしいレンズ」とでも言おうか。ピントの合った面が極めて立体的に浮かび上がり、アウトフォーカスは記憶がぼやけるように輪郭を失っていく。記憶と一致するような画だから、仕上がりが腑に落ちる。使っていて気持ち良いレンズなのである。また昨今の潔癖?な雰囲気のレンズと違い、絞り具合やピントの位置で様々な顔を見せる、面白いレンズである。絞って使えば安心して使えるし、開いてこのレンズらしさを味わうのも良い。個性があるからこそ、使い慣れるほどにこのレンズの良さを引き出すことができるだろう。使い込む楽しみが間違いなくある、愉しいレンズなのだ。
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VMマウント用リヤキャップ
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もう少しコンパクトなライカの28mm。夜にも強いウルトロンと、軽量コンパクトなエルマリート。贅沢な使い分けです。
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ウルトロンのお供にはぜひ美しい球面の前玉を持つレンズを。クセがなくオールラウンドに性能を発揮するビオゴン35mmなら、きっと最高のコンビになります。
明るい28mmながら、重量・大きさ共にバランス良くまとまっているレンズです。性格で言えば、フィーリングを大事にする人にこのレンズはぴったりでしょう。日本車やドイツ車ではなく、イタリア車やフランス車。ツッコミ所はあれど、それを上回る良さがある。ウルトロン、魅力的な1本です。
ブラック
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