なかなかリアリティを感じる描写である。
EPSON R-D1s , Voigtländer COLOR SKOPAR 25mm F4P , Photo by K
R-D1SのこのJPGモードによるコントラストの付き方は病み付きになりそう。冬のピンと張り詰めた空気の中に差し込む光がよく再現されている。
Voigtländer R4M , Voigtländer COLOR SKOPAR 25mm F4P , Photo by K
直線が直線で写る気持ちよさ。これが当たり前になると、たとえ廉価であったとしても歪曲のきついズームレンズなどは使いづらくなる。便利さと引き替えとなのだが・・・。
LEICA M9 , Voigtländer COLOR SKOPAR 25mm F4P , Photo by K
少し絞り込んでの撮影、素晴らしいシャープさ。かなり露出を切り詰めた関係もあるが、このレンズのコントラストはかなり高い。路地にはいると28mmでは「あともうちょっと・・・」という事が多い。21mmほど必要としないときに、28mmよりは25mmという出かける前のチョイスは結構当たることが多い。
旧タイプはLマウントであり距離計連動しなかったが、Mマウント化され距離計にも連動。使い勝手がよくなった。またF値が控えめということもあり、非常にコンパクトで、鞄に1本忍ばせておくと「持ってきておいてよかった!」となること請け合いのレンズである。たとえば京都のように狭い路地に入り込んだとする。35mmじゃ狭すぎる。21mmまでいくと広すぎるしパースも強めとなりしっくりこない。そんなときに心地よさを与えてくれる画角を持つのが24/25/28mm近辺のレンズであり、持って行ってると何かと重宝するのだ。非常にコンパクトなこのレンズは鞄にも忍ばせやすい。
描写特性・・・旧モデルはカラーバランスが青く、かなり周辺落ちがきつい印象が強かったが、このモデルになってカラーバランスはニュートラルな方向に、周辺落ちも幾分緩やかになった印象がある。使いやすくなったと感じる。開放からシャープであり、ほんの少し周辺が流れる傾向にあるが、1段絞ると引き締まる。コントラストは開放から非常に高く、歪曲は殆ど感じられない。実にコストパフォーマンスの高いレンズである。Carl ZeissやLEICAに明るいレンズがラインナップされるが、ISO感度をその場で簡単に上げられるデジタルが主流になった今、本レンズで必要十分であると感じる(もちろんレンズグルメの皆様には、猪突猛進、道を極めていただきたい)。なによりこのコンパクトさが連れ出す機会を増やし、結果としてよいカットをたぐり寄せる遊撃手的な働きをしてくれるレンズなのではないかと思うのである。
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LEICA M8/M8.2にはあると便利なUV/IRフィルター。
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ライカ純正UVaフィルター。ブラック鏡胴に。
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絞りもピントも固定して、外付けファインダーを覗いてパンフォーカスでスナップ。レンジファインダーの醍醐味です。よく見えますよ。
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いっそ、レンズに合わせてボディを用意してしまうのは如何でしょう。25mmのフレームが出るメカニカルカメラ。広角好きにぴったりの、スナップシューターです。
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Mマウントレンズをフォーサーズボディで使えるようにするアダプタ。50mm相当の画角で使えます。
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併せて持てばきっとぴったりなのが35mm。クセがなく性能の高いビオゴンは、安心して使える1本です。