真逆光、シャドーを出した露出で、このしっかり感、この光の描写。生半可なレンズだとこうはいかない。
開放・最短付近。15mmといってもこの深度の浅さ。距離計非連動・目測のため、慣れていないと外してばかり。
雲一つ無いピーカンであったし、露出も切り詰め気味ではあるが、この色載り。ZMシリーズは色載りの浅いレンズが多いのだが、このレンズは濃厚に色が載るのが特長である。
順光でも大変よい画を作る。開放では周辺にほんの少しだけ甘さが見受けられるが、中心部は文句なくシャープ。1段絞り込むだけで周辺もシャキっとしてくる。
M8で使用すると21mm相当の画角となるため、わりと振り回しやすくなる。余談だがM8はネガフィルム的で未だ使って面白いカメラ。
EPSON R-D1S , Carl Zeiss Distagon T* 2.8/15 ZM , Photo by K
R-D1(S/X)では23mm相当に。私にはこれぐらいの画角になってもまだ持てあましてしまう。
EPSON R-D1S , Carl Zeiss Distagon T* 2.8/15 ZM , Photo by K
しかし15mm F2.8というのは面白い。
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レンズ前枠にネジが切ってあるためフィルターの取り付けができます。ただし、15mmという超広角のため選ぶ物によってはケラレが発生する可能性あり。こちらのフィルターは検証はしていませんが、ワイドレンズ対応版。
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やはり開放f2.8ということもあり、周辺落ちはそれなりに。周辺落ちを避けたい場合はセンターフィルターを用いるのが吉。
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コシナが作る外付けファインダーは元々定評がありましたが、抜群の見えを誇る外部ファインダー。
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15/18/21/25/28/35ミリに対応。Type-Aは、デジタルカメラのイメージサイズに対応した(1.3倍、1.5倍)の焦点距離を装備。つまり、M8/M8.2/M9とフィルムボディ(フルサイズ)用となります。フォクトレンダーも憎いですね、値が張りますが1つあると最高に便利。
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15/18/21/25/28/35ミリに対応。Type-Bは、デジタルカメラのイメージサイズに対応した(1.5倍、2倍)の焦点距離を装備。つまり、R-D1(S/X)/フォーサーズ/M9とフィルムボディ(フルサイズ)用となります。フォクトレンダーも憎いですね、まさしくレンズグルメの皆様向けの逸品。
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硬めの描写がお好みならこちら。デジタルMならDNGで撮影したり、カメラ内でコントラストのコントロールが可能なので、リーズナブルなチョイスもアリ。
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さらに広角を求めるのならこちら。この画角で、フランジバックで周辺が写るのだから恐れ入ります。描写も素晴らしい!
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デジタル以降に登場したライカレンズの切れ味はただ事ではないのです。ぜひお試しください。