FUJIFILM X100。APS-Cサイズのセンサーを積んで、開放f2の大口径。

「もう何だかそういうの見飽きたなあ」「しかもレンズ固定式じゃないの」「だったらX1あるし」なんてことが聞こえてきそうですが、当サイト的には注目しているポイントが2つあります。

ポイントその(1) レンズがこれ以上出ないじゃないですか!

出ないというのは、交換レンズがリリースされないという意味ではございません。電源をONにして、これ以上レンズのサイズが変わらない(前面に出ない)ということです。作例撮影スタッフの間でも、過去に「デジカメのレンズが飛び出るのがいただけない、あれは何なんだ?」と話題になっていたのですが、一部の変わったユーザの意見とはいえ、皆さんいかがでしょうか。

ポイントその(2) 光学式とEVFのハイブリッドなファインダー

何だこのギミックは!? フジフイルムならやりそうです。もう既にディスコンになって久しいですが、フルパノラマが撮影できるTX-2という機種がフジにはありました。なんと、フイルムを通してからパノラマと通常の3:2アスペクト比に随時切換ができるというもの。なぜこんなことが可能になるかといえば、フイルムを装填した際に一旦全部巻き上げてしまいます。そしてパーフォレーションを厳密にカウントするそうです。ゆえに、フイルムの残りを常に把握できるわけで、随時フォーマットを切り換えられるのです。そんなカメラを生みだしたフジフイルムですから、ハイブリッドなファインダーだってやってのけそうです。通常は光学で覗き、マニュアルフォーカスの時だけEVFになんて、便利かなあと想像しますよね。

フジフイルムが作る画には期待できます。

やはり長年フイルムを作り続けているメーカーですから、色や画作りについては大きなアドバンテージがあるでしょう。考えてみれば、フジフイルムがこれだけ大判のセンサーを使ってデジタルカメラをボディから何まで一から作るのは初めてではないでしょうか?(一眼レフはニコンからボディ供給を受ける)。オフィシャルサイトの作例を見る限り、実に立体感もあって階調も豊かな印象を受けます。なんというか柔らかい画ですね。

2011年3月5日発売予定:ご予約受付中です。
(追記:発売されました!)

ライカX1をお持ちの方も非常に気になる1台ではないでしょうか。人気沸騰で品薄状態に。オーダーしない限りお鉢は回ってきません。ぜひオーダーを!

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