春のさんぽ。

一雨ごとに暖かさを増し、春の息吹が感じられるようになりました。春という季節はなにやらウキウキとして、無性にどこかへ出かけたくなるものです。目的地はどこでもよいのですが、ちょっと潮風にでもあたろうかと思って、海の方角へ車を走らせることにしました。肌寒い時に備えてジャケットを1枚、あとは財布とライカを助手席へ。程よい大きさに収まるライカは、こんな気分の時にぴったりなのです。

(写真・文:Z II)

海が見えてきました。少し鈍い空模様もあって、いい雰囲気ですね。特に観光地というわけではない港町ですから、すれ違うのはおそらく地元の人ばかりです。写真を撮ろうと思うと、ついこんな場所を目指してしまうのです。

海辺のベンチがなんともシンプルで素っ気ないのだけれど、これがまたそそります。長いこと潮風に晒されて、馴染んでいるような感じ。海のそばにはそんなふうに色あせた被写体が多くて、時間の流れを忘れさせてくれる世界があります。時にはこんなベンチでぼんやりするのも、よい過ごし方だと思うのです。

港町の迷路のような路地で一枚。子どもの目線からするに、どうみても怪しまれていますかね。ライカはボディもレンズ小さく、構えても相手に威圧感を与えないという良さがあります。いかにも「撮るぞ」というスタイルではないので、相手もこちらもリラックスできるのでしょう。立ち去る時にはバイバイを返してくれましたから、たぶん不審者にはなっていないはずです。

こちらは焼酎のボトルに絵を描く子どもたち。ほら、カメラを向けてもまったく気にしません。

カメラをぶら下げて、出かけましょう。

天気を気にしなくてもよいし、荷物も積めるし、遠くに行ける。そういった意味でクルマは便利なのですが、駐車場所を探したり渋滞につかまったりと厄介なこともあります。カメラを持ってぶらりと出かけるには徒歩が一番。ちょっと距離を稼ぐには、自転車がいいですね。昨年は妻に電動アシスト自転車を買ったので、今回は自分のために1台新調してみました。こちらから見れば青い自転車ですが、反対側から見ると白い自転車という、なかなか洒落たカラーリングです。ついでにライカのストラップもブルーにしようかな、なんて、物色していたりします。

さあ、準備は万端。これからどんどんいい季節になりますし、身軽に出かけて沢山写真を撮りたいと思います。
新しいレンズも、そろそろ手に入れたいものですが・・・次回? はてさて、どうなることでしょうか。

( 2014.03.26 )




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気に入っています。使い込むほどに愛着が湧くのは、道具として無駄のない、美しいカタチだからだと思います。

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なかなかお買い得な1台です。ヨドバシ・ドット・コムでは自転車の取り扱いもありますので、要チェックですよ。

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