二軒目は一気にコリドー街の新橋寄りまで移動して15:00オープンのフレンチバー「VAPEUR(ヴァプール)」へ。道路に広く開かれたお店のカウンターバーは開放的で、いつも賑わっています。そして入りきれない人は店外にあるワイン樽でスタンディングで。外に面したお店で出される料理はタパス(小皿料理)が中心で、まるでスペインのバルのような雰囲気です。タパスは、ワインに合わせて、野菜、魚介、肉、フリットと種類も豊富。それと、お店の名前にもなっている蒸し料理は、見た目にも美しく、味もしっかりとしています。有楽町から歩いてきて少し喉が乾いたので、よく冷えたスパークリングを一杯。一息ついたら、小皿料理を数皿と、それに合わせたグラスワインをお店の人に教えてもらいながら数杯。美味しい料理を、それに合ったワインで少しづつ味わう。贅沢ですね。でもあります。皆様ぜひカメラを握って出かけてみてください。

「VAPEUR(ヴァプール)」
東京都中央区銀座8-3 東京高速道路西土橋ビル1F
03-3571-8878

※銀座西郵便局の隣になります。

 

カウンターに座ると、楽しそうに料理の話をしてくれる料理長の藤岡さん。キビキビと料理を仕上げていく手際よさに感じ入ります。何でもそうですが、やはり「好きこそものの上手なれ」。せっかくですから客であるこちらも、料理好きな人に作って貰いたいと思いますよね。
VAPEURで気軽にワインを楽しむなら、キャッシュオン・デリバリーのオープンカウンターで。スパークリング、白、赤と何種類も用意されているグラスワインを気軽に楽しめます。ワインについて、あまりよくわからないなんて人も大丈夫。店員さんに聞けば色々と教えてくれます。せっかくですから、色んなワインにチャレンジしてみてください。

じっくりと、静かに飲みたいなら、外からは見えないお店の中の静かなカウンター席へ。料理をゆっくりと楽しめるようDINNING menu と Dinner Courseが用意されています。ちなみに、お店の名前「VAPEUR」とはフランス語で蒸気の意味。この調理器具(写真右)とは思えないスチーマーで、美味しい蒸気料理が作られます。

「季節野菜のヴァプール」
じっくりと蒸された野菜の綺麗な色と美しい盛り付けに目が奪われます。熱々のバーニャカウダソースが付いてきますが、そのまま食べても野菜の旨味が蒸すことでぎゅっと閉じこめられて、豊かな味わいを楽しめます。

「宮城産蒸しホヤ」
ホヤは独特の臭みがあり苦手な方も多いと思いますが、ゆっくりと蒸されたホヤは臭みが抜け、旨みだけが凝縮されます。普段食べているホヤとは全く別物、おすすめの一品です。

「自家製パテ・ド・カンパーニュ」
しっかりとした肉の食感が味わえる、食べ応えのある田舎風パテ。レバーの味が程よく抑えられていて、軽めの赤ワインにもあいます。

もし撮影後に1人でなら、賑わった店内に身を置き、耳に届く楽しそうな声を肴に、小皿料理を舌鼓を打ちつつワインをサッと嗜む。誰かと一緒なら「ちょっといいところあるんだよね」なんて連れて行くと、きっと喜んでもらえるでしょう。さてと、そろそろいい気分になってきました。〆にとっておきの一軒をご案内いたしましょう。

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